相模原博物館と宇宙科学研究所

またもJAXAに行ってきた。前回は外側をちらっと見ただけだったので、今回は建屋の中まで見学するために行ったのである。その前に、道路を挟んで向かい側にある相模原市博物館のプラネタリウムへ。

観たのは『全天周映画 銀河鉄道の夜』である。

内容はいわずとしれた宮沢賢治の名作を作品に登場する星の解説を交えながら紹介するショートムービーである。白鳥になって川の上を飛び、走る鉄道に沿って星を巡る。ドーム全体に映し出された情景が動くさまは、三半規管が弱い人なら酔いかねないくらいの大迫力であった。こういうのがもっと作られればいいのになぁ、と思いつつ、しかし設備の数やニッチな技術やお金の出所など、いろいろ難しいんだろうなぁ。
お昼は休憩スペースにあった自販機でニチレイのおにぎりと唐揚げセット。
 
ところでこの相模原博物館はこじんまりとした小さな博物館だが、森に囲まれたガラス張りのとても綺麗な建物なのであった。天窓も多く日の光が燦々とさしこむ。図書や映像作品の貸し出しもしているし、上の休憩スペースでは弁当を持ち込んで食べてもいいことになっている。雨の日もいい雰囲気だろうなぁ。近くに住んでいたら毎日通いたいような居心地の良さであった。
 


次いでお待ちかねのJAXAへ。建物の表札が『宇宙教育センター』である。なんだかSFのようだが、現実である。

中に入ると、吹き抜けのロビーに所狭しと模型が置いてある。ここもまたいろんな意味で脳汁が出そうな空間であった。撮影自由だったので、デンワのカメラで撮りまくった。こんなときにまんまとデジカメを忘れていった自分を恨むのみである。
 
 
 
 
先端技術の模型に混じって、何故かイトカワの編みぐるみが展示されていた。
そしてその中央を占めているのははやぶさの原寸大模型。逆光でひどいことになっているが、これを載せなきゃはじまらないので載せておく。


そして外に出るとロケットがすばばば‥‥。

土日祝は食堂・売店はお休みとのことで、この日は残念ながらお土産は買えなかったのだった。


興奮しすぎて霊体が口からはみ出したままで帰りに立ち寄った公園で亀とSLを眺め、クールダウンさせてもらったのだった。
 
いやぁ、機械っていいなぁ。


相模原市立博物館
ISAS 宇宙科学研究所