Bianchi CIELO

なにやら別のところで自転車を買う話が盛り上がっているようなので、最近買った自転車を自慢するのである。

ビアンキのチェーロである。画像を取り込んでから気付いたが、チェーンが手前にくるように写真を撮るもんだよな。逆だよ。
自慢するほどの高級車ではないんだが、気に入って買ったのでやっぱり自慢するんである。自転車に限らずモノに求めるものは人それぞれ違うので、自分に合ったものを選べばいいとはいえ、どういう違いがあるか判らないと選びようがないというのも事実だ。
私の条件はこうであった。

  • 使用目的は通勤時間を利用した運動
  • ある程度丈夫なのがいい(乗り方が下手くそ&荒いので、安いママチャリを半年で3回パンクさせたことがある)
  • ツーリングのような長距離はあまり想定していない(不可能ではない程度)
  • 自宅が山のてっぺんなので毎日階段を曳いて上がれる程度の重さ
  • 本気度低めでお値段そこそこ

最初は小口径も視野に入れていたのだが、一度お友達のを試乗させてもらったらば、タイヤが小さいとハンドル捌きがシビアなのだな。何事も馴れなんだろうが、毎日5〜10km走るにはちと微妙な選択な気がした。てなわけで、フロントにサスのついたクロスバイクでもMTB寄りなもの、しかもビアンキにしてはけっこう安いのに落ち着いたのだった。写真には写ってないがチェーンも軽くカバーしてあるので、乗るたびにジーパンの裾を留める必要がなくて使いやすい。

乗ってみるとママチャリとは乗り心地が全然違う。漕ぎ出すときに「うんしょ」と力を入れる感じがほぼない。あっても物凄く軽い。坂道も嘘のようにぬるぬる登っていくし、加速も早い。初体験ならいままでのママチャリはなんだったんだとショックを受けること請け合いである。私は数年前までへっぽこMTBに乗っていたが、それでもいままでのMTBはなんだったんだと思った。進化してるんだなぁ。


今回この自転車に決める際に調べて知ったのだが、本気と書いてマジな自転車を買おうとすると1台20万円などザラである。ママチャリならホームセンターで1万円くらいからあるが、いわゆるメーカー品だと最安で3万円程度からだろうか。たぶん素人が趣味で乗るものは10万前後3万円くらいがボリュームゾーンなんだと思う。値段の差はごく大雑把にいって重さ。素材そのものやブレーキなどのパーツの性能もあるが、車体が軽いほど高いと思えばだいたいあってる。その前に、自転車のメーカーがどんなもんなのか名前すらそもそも判らなかったので、最初はそこから調べたのだった。(参考参考2
宝の持ち腐れにならないくらいメンテナンスできるかとか、値段に見合うほど使うのかなどのコスパや、生活レベルに応じてのバランスを考えると、私の場合は10万円も出せません、という結論に至ったのだった。特に盗難にあった場合のショックを考えるとね‥‥。


あとは付属品だが、鍵とライトとスタンドは1日目から絶対に必要なので自転車と一緒に選んで、取り付けが必要なものは買うときについでに付けてもらった。
荷台やカゴ、泥除けなども別売りでいろんなパーツが出ている。あとからゆっくり好きなのを選んで付ければいい。着脱式のバッグなんかもある。(参考
大荷物を運びたい場合、荷台や泥除けを標準装備したツーリングバイクという手もある。が、毎日の買い物が主な使用目的とすると、お値段的にもアレだしオーバースペックなのは否めない。他にメーカー品でも最初からシティサイクルとして荷台やカゴをつけて売っているものもある。そっちのほうは私は乗ったことがないので、性能がどうなのかは判らない。
近場を小回りよく走るなら、小口径もアリじゃないかな。止まったときの安定感や駅前や人通りの多い場所をちょろちょろするには、大きいタイヤより邪魔にならなくていい感じがする。見た目でタイヤが小さいといっぱい漕がなきゃならないような気がしてくるんだが、実際はそんなことはないらしい。ペダル1回転で何m進むか比較してみると、大きなタイヤのものとそう変わらないんだそうな。(参考(下の方))案外スピードも出る。ただ径が小さいので要注意なのは、ハンドル捌きがシビア=スピードに乗るとコケやすいのと、大きいのと比べて凸凹に弱いことだろうな。