モチーフつなぎのボレロ:途中経過


週末は引篭もった。コンビニより近い24時間営業のスーパーへ行く以外、外に出なかった。ふははは、やったぜ。やってやったぜ。そうして何をしていたかというと、編物三昧である。月末にちょいとオメカシをしなければならない要があるので、在庫の糸を使って透かし編みの白っぽい羽織りものを編もうと思い立ち、これまた手持ちの本の中からモチーフつなぎのボレロを選んで編むことにしたのだった。あるものはとことん使う貧乏性はまだ抜けてない。
鈎針だからザクザクたまるし、いっちょいてこましたろ、と軽い気持ちで編み始めたものの、私は自分で思うほどそんなに編むのが速くない。先週は半日で10枚ほどがやっとであった。必要枚数は52枚。平日は1日一枚が限度である。月末までに間に合わせるには休みのうちにかなり頑張って進めておかなければならない計算になる。
そしてここで新たな問題が出てきた。本に載ってる編み図の例では4号の鈎針なのだが、持っているのは6号相当の糸である。そもそもこの余った糸を有効利用してどうにかならないかと考えたのが発端であるし、既に結構な枚数を編んでしまっているので、できればこのまま手持ちの糸で間に合わせたい。そこで途中からパターンの枚数を減らした3/4規模で編む方向へ路線変更する。必要枚数は52枚改め39枚。土曜の時点で26枚出来ている。あと13枚ならなんとかなる。光が見えてきた。
意気込みも新たにザックザックと編み進め、休み中に必要枚数を編みきり繋げるところまではいけたのだった。あとは縁編みを残すのみだ。若干豪華な縁編みでちょびっとボリュームがあるんだけどな。
ところでモチーフつなぎというのは、最後の一段で隣り合うモチーフに編みつけて繋げる場合が多い。写真のようにバラバラに一枚ずつ編むのは変則的なのだが、私の場合は手にムラがあるので(下手クソともいう)出来上がりの大きさや形にバラつきが出る。そこでとりあえず編むだけ編んでおいて、並べてみて大きめのものは背中に、キレイに編めたのは目に付きやすい袖口になどと配置してから、最後の一段を途中まで解いて隣と繋げて編み直す、なんてことをしているのだった。我ながら姑息かつご苦労さんである。
次の週末で出来上がるといいなぁ。