ど腐れ演歌

現場は終わったが、今度は会社で残業してるんである。休みはどこいった。加えて花粉のせいか全身だるくてしょうがない。なんだかんだで忙しく、日記を書く隙間も見つけられずに過ごしている。
日記はともかく、洗濯しないと明日履く靴下がもうないとか、部屋の中はいつ掃除したんだっけという有様で、ブラック企業に勤めていると生活が滞って仕方ない。みんなどうしているんだろうと考えてみると、部署の人間はみんな家事をしてくれる奥さんやお母さんと暮らしているのだった。一人暮らしは私だけか。道理でなぁ。イジケたくなってきた。
フェミ的なことには経験から思うところがいろいろあって、全面的に賛同するつもりはないが、これで安月給だったりすると、まあ、そういう世の中だよなと思わなくもない。その分、比較的楽をさせてもらっているのも判っているので、金銭的なことに関しては、ひとつの仕事で生きていけるくらい貰えれば良しとしよう。たとえ老後の蓄えなどなにもできないから定年過ぎたら速やかに死ななくちゃならないとしてもな!
半ば本気でなんとなく覚悟はしているのだ。子無しで稼ぎも貯金も将来の収入の目途もたたないとなりゃ、トシをくったら必然的に野垂れ死ぬしかない。1+1=2みたいなもんである。無理にしがみついてまでこれ以上生きてなどいたくもないのも本音である。バブル崩壊とその後の氷河期で花の2〜30代が生き抜くだけでけっこう大変だったので、もうたくさんだという気持ちが常に通奏低音としてある。その前の10代に至っては青春のきゃぴきゃぴした思い出どころか、事情があって記憶自体があまりないしな。
持てる能力をフル回転すればどうにかなるのかもしれないが、もうそうしたくもないのだよ。ふはは、いざとなりゃあ、死ねばいいのさ。ホームレスになるひとの気持ちって、こんな感じなのかもなと、やさぐれながらふと思った。ワイン飲もう。