今年は16冊しか読んでいないらしい。感想を書いてないのも何冊かある気がするけど、20冊はいかないだろうな。いよいよのんびりまったり古典や名作を楽しむ方針が定着してきていて、最近はシェイクスピアなんぞ再読している。まとめも今年出版された本に限定したらゼロになってしまいかねない。いまのところ読書するのは電車内に限られているので、最近の近距離通勤に加えてウォーキングのため電車に乗らない日が増えているという事情もあり、そろそろ別の時間枠を考えないとまったく読めなくなってしまいそうだ。そんなこんなであんまり冊数はこなしていないのだけども、その中でこれはよかったね! というものを抜粋してみることにする。
『ブエノスアイレス食堂』 カルロス バルマセーダ(感想)
- 作者: カルロスバルマセーダ,柳原孝敦
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2011/10/08
- メディア: 単行本
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『銃・病原菌・鉄 (上・下) 1万3000年にわたる人類史の謎』 ジャレド・ダイアモンド(感想)
いろいろ詳しく知りたい手を出したい欲望はあっても、分野ごとに深くなればなるほど内容についていけるかどうかという悩みがでてくる。文化人類学方面ではこれが礎になってくれる気がする。精進すればいつか読破したいと野望を持っている藤原書店の『地中海シリーズ』も多少は理解できるようになれるかな。
『夜と霧 新版』 ヴィクトール・E・フランクル(感想) と 『宮廷の道化師たち』 アヴィグドル・ダガン(感想)
- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本
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- 作者: アヴィグドル・ダガン,千野栄一,姫野悦子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: 単行本
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『永遠の都ローマ物語―地図を旅する』 ジル・ジャイエ(感想) と 『古代ローマ人の24時間---よみがえる帝都ローマの民衆生活』 アルベルト・アンジェラ(感想)
- 作者: ジルシャイエ,Gilles Chaillet,青柳正規,野中夏実
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 2009/03
- メディア: 大型本
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古代ローマ人の24時間 ---よみがえる帝都ローマの民衆生活 (河出文庫)
- 作者: アルベルト・アンジェラ,関口英子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2012/04/05
- メディア: 文庫
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『女盗賊プーラン』 プーラン デヴィ(感想)
衝撃だったのがインド世界である。本当にフィクションではないのかと我が目を疑うようなある女性の半生記。去年読んだ『アニマルズ・ピープル』(インドラ シンハ)も凄かったけど、ってあれ? 『アニマルズ・ピープル』の感想を書いてなかったんだっけ。しまった。これは勢いとある種の美しさのある凄い本だったのよ。台頭著しいインド世界の奥深さに呑み込まれそうになる。世界は広い。
- 作者: インドラシンハ,荒井良二,谷崎由依
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 単行本
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