映画:アイム・ソー・エキサイテッド! (監督:ペドロ・アルモドバル)

予告編からして地雷臭がぷんぷんしていた。久しぶりに映画館に行くのにコレってどうなの、と思ったのは確かである。
冒頭の小芝居をやけに引っ張るなーと思ったら、後で聞いたらアントニオ・バンデラスペネロペ・クルスだったんだそうな。で、お話は唐突に始まる。この唐突な感じはちょっと面白かった。
女優さんが凄い迫力の美人だったな。SMの女王様も綺麗だし、元スター俳優の元恋人役なんか若い頃のオードリー・ヘップバーンですかというような撮り方であった。監督はいったい何がしたかったのだろうか。
鳩の置物がどうとかちょっと小ネタもきいていて、最後はなんかちょっと余韻のある感じになったりする。ゲイだろうがヘテロだろうがなんでもよくてシモネタに関しては否定はしないが評価もしないけども、なんというか無碍に一蹴もしたくない感じになるのは、やっぱり監督が上手いのだろうか。よく判らない。