体調が整ってきたのであすけんダイエットを始めて1か月、きつかったウェスト周りがなんとなく楽になってきた。おぉ、効果が出てる‥‥！ ダイエットをして痩せたのは生れてはじめてかもしれない。へぇ～、人間が努力して痩せることってあるんだねぇ。いままでは徐々に太っていくのと、体調不良や手術、キツい仕事なんかがあってそれを機会にガクッと体重が落ちるのを繰り返していて、意識的に努力して成功したためしがなかった。正しい努力って大事だね。栄養学的に良しとされる食事もまあまあ嫌いじゃないのは幸運であった。
実際やってみると肉の脂っけを抜いたらあとはお腹いっぱい一歩手前くらいまでは食べなきゃいけないので、辛くもない。私の場合は主菜を脂っけのない肉魚に変更して量を少し減らし、副菜を1品増やし果物をプラスすることになったので、トータルで食べる量は増えたが摂取カロリーは減っているという脳が混乱するような事態になった。勝手に週1でチートデイを設定しているので焼肉もラーメンも食べる。体調管理のついでに-2kg/月を目標にゆるダイエットというか、健康管理したら自然に痩せる方向だというか、元が自分史上MAX体重なので必然的にそうなる。健康もダイエットも食事の摂り方ひとつだというが、なるほどこういうことかと勉強になった。栄養素をほぼ満たせば変な空腹感も出ないのだな。
あと5分間の筋トレをほぼ毎日やっている。これは基礎体力が落ちすぎてるので底上げが目的である。現場のたびに体調崩壊してたらキリがないのでね。やってみると5分でも顔を真っ赤にして踏ん張ると交感神経が活発化するらしく、億劫なことにもするっと動けるようになるのだな。風呂に入るのが面倒くさくて1時間くらいうだうだしていたのに、筋トレしたらすぐ入れる。なるほどマニアが「筋トレがすべてを解決する」と言っているのはこれか。筋トレを始めて3日目くらいから食事をするとぱあっと暑くなるようになった。3日じゃそんなに効果が出るほど筋肉がつくわけないし、刺激で交感神経が働くようになったのだろうな。いままでどんだけ死に態だったのだ。
これに加えて資格試験の勉強までしていたら、だんだん心身に疲れが溜まってよく眠れなくなってきた。若けりゃなんてことないかもしれんが、こちらとら数年間の過労状態＋セルフネグレクト気味から薬の力を借りて生還したばかりの年寄りである。無理は禁物なので勉強と筋トレを休んでゆっくり風呂につかってストレッチをする日を設けたら、あら不思議、次の日には腹回りがほんの少しすっきりしている。「ダイエットは回復してコンプリート」が持論なのだが、やっぱそうじゃん、とひとりで悦に入るのであった。
