やっと図書館に行ってみた

散歩がてら同居人と連れ立って図書館まで歩いてみた。途中バスを使えば早いのだけど、片道三、四十分程度だし途中に商店街もあるのでぶらぶら歩くにはちょうどいい。その商店街でついでにお昼の天丼を食べたりして。
こっちは人口が多いから何処に行っても人がいっぱいいる感があったのだが、図書館は割に空いていた。文庫コーナーが充実していて、こりゃ持って歩く本を借りるのにもいいかも。今まで行っていた図書館は文庫の数が少なかったから、もっぱら家で読む用にハードカバーを借りていたものだ。おおグインサーガが全巻ある‥‥どこから読んでないんだっけ。確かナリス様が死にそうだったような。しかし、これを借りたら他のものが借りられなくなってしまう。あっさり読みきってしまうから、年末年始までもたないし。
そう、今年の年末年始は帰省しない。休みが一週間以上あるのでその間に読める本を探しに来たのだった。
夏目漱石とイーガンと、酒見賢一もちょっと前に話題になっていたっけ、あとは分厚いという理由で高村薫佐藤賢一、バランス的にちょっとくだけた感じを求めてよく知らないが綿綿という人。


基本的に何でも読むといっても、やはり好みの偏りはある。
私自身がガサツなガテン系なので、ショートケーキのようなふわふわした若い女性作家はあまり合わない。感性がどうと評価される作家さんも、目の粗いザル状である私の感受性では理解できないので食指が動かない。子供向けの児童書は読むことはあるけれど*1、もう少し対象年齢層が上の若い学生さん向けの本はあまり読まない。そこらへんは若い頃にガッツリ読んだから、もういいのだ。女性が書くホモものも好まないな。図書館にないし、若向けな感じがするしな。ポルノはわざわざ読まない。あと読まず嫌いは時刻表ものやいわゆる二時間サスペンスドラマの原作か。ここら辺は読んだこと‥‥あるな、あるけど読んだことがあるという記憶しかない。


久しぶりに本をたくさん抱えて、ちょっと嬉しかった帰り道。その前に年賀状をかけ、私よ。

*1:ハリーポッターも図書館で予約待ちして読んでいる。