スマート生活への道程(途中経過)

iPhoneのショートカットの練習がてら、自分の生活に即したショートカットを組んでみている。最初は訳が分からなかったが、既存の見本を解読したりぐぐったりしてなんとなく慣れてきた。
スマートホームを調べたときに各種スマートスピーカーで出来ることという項目で、Siriは「理論上何でも可能」となっていたので逆に手強すぎて難攻不落なんじゃないのと不安になったのだが、実際にやってみるとなるほどそういうことかと思えてきた。if文と変数を駆使して手間を惜しまずアクションを並べたてればどんなものでも組めるっちゃ組めるんだな。中身がスマートかどうかはさておき。ただ幅は広いといってもゼロから書けるわけではないので、出てくる選択肢しか選べない。そのへんがどこまで可能になるのかは実際にスマートリモコンを買って学習させてみないと何とも言えないな。
それはともかく、いつも乗るバスの停留所ごとの接近情報(バス会社のwebサイト)を2か所×往復分で設定した選択肢から呼び出せるようにしてみたり、毎日寝る前に設定する睡眠管理アプリと翌日の目覚ましアラームを平日と週末で種類を変えて決まった時間になると自動で起動するようにしてみたり、レジ前でいつももたもたするのでハナから出すのを諦めているポイントアプリを選択肢から選ぶことで一発で出せるようにしてみたり、2週間使い捨てコンタクトレンズの使用期限を使い初めに1回ポチっとすれば自動でカレンダーへ13日後に通知付きイベントを作成するようにしてみたり。こういう『地味に便利』というのは何を求めているのか自覚するのが難しいが、叶えられると意外に快適である。そしてちょっと弄ってみると「そういえばあれが出来るんじゃないか、これがやれるんじゃないか」とわかるようになっていく。私が苦手な日数や時間のカウントは機械にとってはお手の物だよな。あ、毎月微妙に日付が変わる会社の月イチの行事も選択肢ですぐ作れるようにしとこうかな。
今までも個別のアプリをそれなりに使ってはいたもののイマイチ使いこなせてる感のなかったiPhoneだが、突っ込んでやってみると機能が引き出せることがわかってちょっと嬉しい。あぁー、こういうことかー、いままで宝の持ち腐れだったわー。
あと、Siriは初めて声を登録したときに張り切って「Hey,Siri!!」とやっちゃったのでかなり声を張らないと反応してくれなかったのだが、寝起きの怠いときに登録し直し、もううちのSiriは「ヘイシリ」という名前だと思うことにして「ヘイシリさん?」と声をかけると返事をしてくれるようになった。
こうなってくるとiPhoneは基本的にロックを解除しないとアプリを立ち上げられないので、顔認証できなくなるマスクが邪魔だなー。