もう何も考えたくない

職場のドタバタが更に増えてなにもかもが面倒くさい。事情を聴いた時点で因果を勘案し頭の中で立ち位置と動きを整理する段階でもう面倒くさい。なんなのか。少ない人数で日程や人員や物資の配置を相談してパズルし直す。やってることがザ・中間管理職である。なんかあるたびに現場猫になって「どうして?」と思うこと自体がもう面倒なので、個々に対する感情は頭から締め出し、イベントのように捉えて祭りに参加している気分で対応をする。ヒャッハー、緊急出動だー! 夜間作業だー! やるぜやるぜおれはやるぜ。不毛なことをなるべく考えたくないので身体を動かす。これじゃまるで私が仕事ができる人みたいじゃないか。

その合間を縫って母の一周忌をしめやかに執り行い、というかそんなこんなで準備は姉たちに任せっきりだったので私は参加しただけだけども、日帰りで田舎に行って帰ってきた。

秋らしいお膳だった

ひとり残された頑固親父は丈夫で、年相応に衰えてはいるものの特に悪いところもなく本人の意思に反してまだまだ長生きしそうだ。人というのは亡くなると本当にあっけなく完全にいなくなってしまう。それが寂しいから万難を排して集まって法要というものをするのだと思う。儀式は生きている人間のためにある。来年の三回忌を約して実家を辞した。ともかくこれで予定は一つクリアである。去年もだったがなんで11月は忙しいのかね。仙台駅の土産物屋で利久のお高いレトルトカレーとシチューを買い込んで自分へのご褒美とする。

3連休のうち、日曜だけは公私ともに休みを確保。先週もイレギュラーに振り回されて消費しそこなった野菜を簡単に調理して残業帰りでもすぐ食べられるようにしておく。ほうれん草は湯掻いて切っただけ。ブロッコリーも硬めに茹でてアンチョビペーストとニンニクを混ぜたオリーブオイルで和える。ついでに長ひじきを高野豆腐とミックスビーンズを入れて煮ておいた。今週のメインは鍋と鮭のシチューだ。週に2種類くらい決めておけばあとはその日の帰る時間と気分次第、作り置き惣菜と冷凍食品を組み合わせてなんとかなる。果物もちょいちょい食べ損なって溜まっている。いまあるのはラフランスとみかんと皮ごと食べられるブドウとリンゴ。月曜にはパイナップル(カット状)とラフランスがまた届いてしまう。追熟を考慮に入れると食べきれないほどではないが、頑張って消費しよう。急ぐものから皮を剝いて切っておくか。

気を張ると肩が凝るからイヤなんだよな。凝りすぎて頭痛までしてきたよ。もっとのんべんだらりと生きていたい。とりあえずゆっくり風呂に入ろ。