すてきな電気毛布

去年の冬に電気毛布を買ったのである。冬場に現場に出ると1日かけてじっくり冷されることになる。冷え切った身体はなかなか温まらない。ひと晩で元に戻らないまま次の日も終日屋外にいることになる。そうすると日を追うごとにだんだん冷え切っていって、多少風呂に入っても一時的に表面が温まるだけで代謝が回復するところまではいかない。

そりゃ自力で代謝が上がって体温を上げられればそれに越したことはないが、毎日現場で疲労困憊していてはもう無理だ。外部からエネルギーを引っ張ってこなくてはどうにもならん。具体的には電源を供給して熱を生産する。

 

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そういう切実な思いがあったかどうか自分でもよく判らないのだが、とにかく冬は寒いので柔らかくて暖かいものに身体が触れていると気持ちいいのである。部屋で座っているときも電気毛布をひざ掛けにしてひとり炬燵状態にしている。そしてそのまま寝転がって首元まで引き上げ、全身ぽかぽかを楽しむのが至福の時間。昨夜は朝まで寝てしまった。炬燵で寝ると風邪をひきそうなくらい汗だくになったものだが、電気毛布はそこまで温度が上がらないのか、じんわりと快適なまま寝ていられる。喉は乾くけど。

使ってみて初めて知ったのだが、まるでスーパー銭湯によくある寝湯のようにじんわりじっくり温めてくれて、しかもお風呂よりも長時間入っていられるので、冷え切った身体もちゃんと回復するのだ。凄いのが、どうしても脚の疲労が抜けなくてもう2~3年もピキピキしていたのに、電気毛布のお蔭で楽になってきたことだ。わあ、びっくり。温めることで血行が促進されてるってことか。こんなことで治るとは盲点だった。

もう電気毛布なしでは冬は越せない。