焼き根菜シリーズ

地味にフライパンで根菜を焼くのに嵌っている。

大根は軟らかくなるまでレンチンしてから焼き目をつけたらバターをからめて塩胡椒。筋っぽいのより柔らかジューシーな大根のほうが合う。ライムを絞ってもいい。

蕪は皮付きのままオリーブオイルでじっくり焼いて塩胡椒にレモン。パリッと硬めの皮の食感がよくて、内側は適度に油がしみこんでじゅわっとする。

焼き人参も皮付きのまま薄めに切ってオリーブオイルに大蒜で塩胡椒。大蒜チップをくるっと巻いて口に入れると甘くて止まらなくなる。

玉ねぎは両面を中火で焼いたら、熱いうちにマリネ液にとって味を染み込ませる。マリネ液といっても市販のドレッシングで充分。味はなんでもお好みで。白濁してないほうが合うかな。なんならポン酢もアリだ。しっかり浸すのがポイント。

長芋はごま油で焼いて最後に塩をぱらっと。紫蘇を散らしても美味い。外ほっくり中しゃきしゃきでネバっと美味い。

じゃが芋は千切りにしてひと掴みの小麦粉と粉チーズと塩胡椒とバジルやタイムあたりの適当なドライハーブを全部混ぜてまぶして、フライ返しでフライパンに押し付けるように中火で焼き固める。

蓮根は薄めに切ってオリーブオイルで軽く焼いたら塩胡椒。パリッと炒めるくらいの加減でいい。

里芋は焼いて醤油。これに関してはシンプル・イズ・ベスト。滋味深い。

牛蒡は半割りにして小麦粉をまぶして鷹の爪といっしょにカリッと焼いたら塩胡椒と粉チーズふってバルサミコ酢。牛蒡の土の匂いとチーズのコクは絶妙に合う。

さつまいもは皮のままじっくり焼いて塩をぱらっと、最後にレモンを振りかける。安納芋、うまい。
どれもシンプルに味が凝縮されて美味い。そして油が美味い。カロリーは美味い。いままで硬い野菜をフライパンで焼くという発想がなかったけど、なんだ、なんでもイケるじゃないか。味付けはお好みで変えてもいいし、フライパンじゃなくて油を垂らしてオーブン焼きにしてもいい。どっちも簡単。