遠出
春爛漫というにはちと寒いが、長い氷河期の始まりなんだから仕方ない。せっかく花が咲いたのでウィンドブレーカーを着込んでお花見に行ってきたんである。桜が咲いてもこんなに肌寒いのは、まるで東北の春みたいだ。しかしこの日はぽっかりと晴れ間がのぞき…
今年は寒いみたいなので、どんだけ雪があるかと戦々恐々としながらきっちり靴底に刻みのあるブーツを履いて行ったのだった。が、着いてみたら雪なんか何処にも全ッ然ない。遠景の山が白いくらいであった。ここ1週間のうちでもこの日は寒さが緩んでいるという…
季節外れの帰省をしてきた。 大人になってから歯列矯正をした関係で、年に一度、地元の歯医者へ行かねばならないのである。半端に近い距離のため、盆や正月など混む時期には新幹線に乗りたくなくて、丁度いいので歯医者のついでに帰省することにしている。こ…
千畳敷カールから降りてみると、ロープウェイ乗り場は順番待ちの人で既にいっぱいだった。まだ午前中も早い時間なので、しらび平周りの遊歩道を歩くことにする。それにしても天気いいなぁ。 遊歩道の入口にいきなり『熊出没注意』の看板。で、また登りすか‥‥…
二日目、いよいよ駒ケ岳へ。千畳敷駅で標高2,611.5m、日本で最も高い場所で運転しているロープウェイに乗るのがこの旅行の目玉だったんである。 しかしこの駒ケ岳ロープウェイ、事前にネットで調べたら混むときは2時間待ちは当たり前、下手したら4〜5時間の…
先週のことである。 相方さんがめくっていた秋ぴあをかざして、突然「ロープウェイ乗って紅葉見に行こうぜ!」と言いだしたんである。唐突に突拍子もないことを口走るのはいつものことなので、生ぬるく調子を合わせて「へ〜、何処にぃ?」と聞き返したら、駒…
花火が観たいと泣いて訴えたところ、人ごみが嫌いな相方さんが見つけてきたのは『島から観る花火大会』であった。横須賀の花火大会を対岸に浮かぶ猿島からのんびり眺めようという企画で、大人1人5,000円。このイベントにあわせてついでに横須賀観光すること…
やれやれというわけで、この週末は電車内に忘れたデンワを取りに行ったんである。 旅のお供に二つ折り製本(A5)した思い出のしおり。
そんなこんなで電車内に忘れたウィルコムを受取るため、明日はリゾート地まで日帰り小旅行である。しかし県内で良かった。下手したら群馬という場合もあり得たわけで、群馬が悪いわけじゃないがしかしそれではウチからの距離が遠すぎる。 どうせ行くならいい…
さぼてんのカツサンドがお約束。 仙台駅の新幹線改札前には、ホヤの燻製や味付け牡蠣なんかのおつまみもキャラメル箱で売っているけど、乗っているのはせいぜい二時間程度だしここでアルコールを飲む気にはならない。降りた後もさっさと移動しなきゃならない…
仙台で友人の結婚式二次会。今日はこちらでも特に寒い日だったらしく、新幹線を降りた途端に帽子を準備しなかったことを悔いたほど、山おろしが冷たかった。 しかしとてもいい表情のカップルを眺めているだけで、幸せのお裾分けをいただいた気分になった。久…
ジブリ美術館に行って来た。館内は撮影禁止なので、外のものだけ。 ミニシアターで十五分くらいの小作品が上映されるのだが、そこに入るチケットは入館するときに別途配られる。そのチケットにはフィルムの切れ端のようなものが埋め込まれていて、一枚一枚絵…
今回の帰省は歯医者へ行くためであった。 歯列矯正が終わって三年経ったのだそうな。ということは、顎関節の手術をしてから五年が過ぎたことになる。その間にもいろいろありすぎて、自分でどれが何時だったのか訳が判らなくなりつつある。出来事の年代順すら…
出掛けにぶつけた膝が痛い。 キャスター付きの荷物が憎い。 実家に置いてる本を漁っていたら、お持ち帰りが大量になってしまい、途方に暮れる。 重い。どうやって持って帰るつもりだ。 あ、さらに藤原書店ハードカバーの『地中海』を発見してしまった。いま…
掘削機デカい。 海は音が拡散して静か。 果物屋の店先に広げてあった製造途中の梅干は、たぶん売り物じゃない。 日本の道路スゲェ! 帰りはクラフトビアバーに寄ってカツサンドとビール。 夜中にうどんを二杯続けて作る。 暑いときは塩分と水分には気をつけ…
誰だ、雨だなんて予想したのは。 蟹がいた。 それにしても飛行機が空を飛ぶのは反則だと思う。
登山電車は斜めじゃない。 えぐざいるは五・六人。 大変です、七人いました! うわばみの中にはもれなく象さんが。 不時着した後はビーンのお父さんになったに違いない。 栓抜きがない。 箱根は白い処。 嫉妬深いということで満場一致。 バスだー! バスだー…
ものすごく久しぶりに、ここに行ってきた。 そう、地球儀といえばユニバーサルスタジオのシンボルである。 でも行ったのはディズニーシーだけどな。 久しぶりといってもディズニーシーには行ったことがなく、中学の修学旅行でディズニーランドに行ったきりで…
実家から帰る日の朝、よく晴れてわりに暖かかったのだが、イトトンボがひょろひょろと部屋に迷い込んできた。よく見ると目に毛が生えいるようで変である。 撮ってこなかったが木々はちょうど見事に紅葉していて、晩秋の気配であった。 離れてみて判ったが、…
ほぼ一年ぶりの帰郷である。が、何を見てもなんの感慨も浮かばない。全然久しぶりな感じがしないんである。 昨日の続きのように勝手知ったる交通機関を乗り継ぎ、見飽きた裏道をぶらぶらと歩き、疲れたら普通に馴染みのコーヒーショップに寄ったりする。 着…