2010-01-01から1年間の記事一覧

高尾山・山頂ビアマウント

実をいうといままでビアガーデンというものに行ったことがなかった。アルコールが飲める年齢になってもう少しで20年である。どこかしら行こうという話は毎年出るし、なんだかんだ声をかけあったりもするのだが、何故か実現しない。2年前にも高尾山のビアマウ…

ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界 @Bunkamura

JR渋谷駅構内に出ていた広告を目にしてしばらく、見たいけどうーんダルいし見たいけどどうしよう見たいけど、と迷っていたのだが、盆休みと体調の回復が重なったので、突発的に気が向いて予定もけっこう詰まっているのに強引に詰め込んで行くことにしたのだ…

DVD:マイマイ新子と千年の魔法(監督:片渕須直)

マイマイ新子と千年の魔法 [DVD]出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ発売日: 2010/07/23メディア: DVD購入: 21人 クリック: 432回この商品を含むブログ (109件) を見る実は初めはなんとなくタイトルのイメージから、ベタベタな子供向けか下手すると…

映画:インセプション(監督:クリストファー・ノーラン)

いろいろ故事をなぞっているのだなということは断片的に判ったのだけど、この古い命題をいまの時代に蘇らせてみるとなんとしっくりくることだろう。 夢とは脳で認識する信号である。信号自体には現実と夢との差異はない。体験していること、見えていること、…

お出まし

急に憑き物が落ちたようにいろんな欲求が戻ってきた。観たい展覧会や映画が目に飛び込んでくる。体調がイマイチだと外に目が向かなくなるが、調子が戻ってくると如実にあれもこれもしたくなる。躁鬱のケがあるともいえる。 そんなわけで唐突に思いついたが吉…

映画:ペルシャ猫を誰も知らない(監督:バフマン・ゴバディ)

ペルシャ猫はそのルーツははっきりしないが、だいたいターキッシュアンゴラとペルシャ(現イラン)土着の猫が交配したものらしい。しかし産地であるイランでは、そもそも動物をペットとして飼う習慣がなく、ペルシャ猫がヨーロッパでショーキャットとして珍…

いたばし花火大会

今年はいたばし花火大会に行ってきた。荒川の両岸で打ちあがる花火は約11,000発。昭和26年から開催されているんだそうである。 場所は変電所の程近く。 有料観覧席は河川敷の段々に座って見るのだが、会場入口でダンボール製座布団を渡してくれたのが嬉しか…

屋形船

ちょっと前だが、憧れの屋形船に乗ったのだった。 気風のいいベリーショートに法被姿の粋なおかあさんの船だった。興がのると英語の単語が飛び出すのが可笑しくて笑わせてもらったのだが、そうか、ああいう仕事だと外国の方もよく接客するんだろうな。そんな…

DVD:白い家の少女(監督:ニコラス・ジェスネール)

白い家の少女 [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2008/03/05メディア: DVD クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る 『フライトプラン』のジョディ・フォスター演じる冷酷な少女の、悪魔のよう…

映画:ソルト(監督:フィリップ・ノイス)

前半は予告編で観たまんまの展開。前半はね。後半は『え? あれ?』ということになるので、観てのお楽しみである。しかしスパイものというからもっと複雑で観るものを騙すような展開になるのかと思いきや、謎解きのようなものはほとんどなくてとても素直なス…

体調不良自慢

あまりにもだるいのでまた漢方を飲み始めた。今度は病院へ通う暇もないので、薬局で市販薬を入手して凌いでいる。 手足はぶわぶわと熱くなるのに、触ると腹は冷たいという部分冷え体質である。これがけっこう厄介で、身体の温まる生姜や根菜を摂っても、一瞬…

自然がいっぱい

ビールを買いに出かけた熊がトカゲを拾ってきた。いま調べたら、ニホントカゲの小さいのだな。大きくなると茶色く地味な色合いになるらしい。 写真にはうまく写らなかったが、パッキリした黒地のピンストライプにグラデーションのメタリックがのっていて、本…

夏である

言われなくともお判りだろうが、睡蓮鉢の水もぬるま湯になる夏である。夏以外のなにものでもない。ああ、太陽がいっぱいだ。 夏といえば海に山に行楽レジャー、スイカ割りにゾンビが定番であるが、今年の私はちょっと違う。ザ・夏の激務。そろそろ工作する時…

久しぶりの日記

せっかくの連休だが、休日出勤中である。そして日曜だけ休んで海の日の月曜も出勤予定である。うひぃである。この時期に急ぎの物件が入るのは、前からなんとなく判ってたけどな。そんでたぶん駆り出されるだろうことも予想ついてたけどな。これが済んだら今…

映画:闇の列車、光の旅 (監督:キャリー・ジョージ・フクナガ)

明るい陽光のもと、刺青を施した肌をさらしたギャングたちが生き生きと走り回る映画であった。形式や義理を重んじるというのか、型に嵌った行動様式から一歩も出ようとしないDQN独特の融通の利かなさ息苦しさは、国境を越えて万国共通なのだろうか。それが年…

iPad

先月誕生日に豪勢にもiPadを買ってもらったんである。これを使ってやってみたかったのが、実はお絵かきなのだった。私はマウスではCADを使うならともかく、フリーハンドできれいな線を引けない。だもんで、いままでは絵を描くときはアナログに紙に鉛筆か、パ…

WALKING WITH DINOSAURS LIVE ARENA TOUR IN JAPAN

横浜アリーナへ『WALKING WITH DINOSAURS LIVE ARENA TOUR IN JAPAN』を観に行ってきた。 実物大の機械仕掛けの恐竜が舞台の上を動くというイベントである。大迫力である。小さめの恐竜には中に人が入っていたりしたのだが、それでも首や尻尾の動きは機械仕…

映画:ザ・ウォーカー(監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ)

ちょっとでも内容に触れるとネタバレになってしまうのだが、全体が隠喩の物語なのだな。現実としての整合性はあまり意味がなく、これは世界を包む精神世界なのだろう。いってみればバーチャルな荒野。 戦争で人の心は荒廃し、人間らしい営みが失われている。…

はてダ隊:お疲れ様です打ち上げです

今回はヘデクさんが編集に参加されたムック本『なつジュー。』が無事に出版されたことを祝っての酒宴である。なにはともあれ駆けつけねばなるまい。なつジュー。20世紀飲料博覧會 (ナックルズBOOKS)作者: 清水りょうこ出版社/メーカー: ミリオン出版発売日: …

溺れかけの近況

ノー残業デーだったので19時に事務所を出られた。この時点で何かが間違っている気がするが、仕事があるんだから仕方ない。それでもあまり居残ると会社から怒られるので、急ぎの案件だけ片付けて帰途に就いたのだった。 電車に乗り、運よく3駅目くらいで座れ…

東京タワーを降りてきた

私は田舎から出てきたおのぼりさんなので、引越してから東京名所にはちょこちょこ行っている。今回は東京タワーである。 東京タワーの高さは333m。展望台は地上から直通エレベーターで上れる地上120mの大展望台と、そこから乗り換えて更に約100m上ったところ…

映画:アイアンマン2(監督:ジョン・ファヴロー)

初作は素直にアイアンマンの劇画だったのだが、2は妙にある方向への張力を感じて、違和感があった。あのアイパッチのひと、なに? とあとから聞いたら、アメコミでよくある『スーパーヒーロー連合』のアレなんだそうな。私自身はアメコミにはあまり詳しくな…

映画:アウトレイジ(監督:北野武)

湿っぽさのないコロシの映画であった。コツンとこづいたら、それが連鎖してどんどんオオゴトになっていき、あちこち引き倒しながら最後は大木まで倒してしまうピタゴラスイッチみたいな話である。話の転がり方を楽しむところが、ああ、映画だな、という気が…

すっぽん食べた:辻むら

恒例となりつつある誕生日の大盤振る舞い。今年はすっぽんである。 お邪魔したのは浅草寺のほど近くにある『辻むら』さん。

濡れ熊注意

あまり意味はない。CADを使って描いた。

誕生日のご馳走

何を食べたいか訊かれて蕎麦をリクエストするあたりが、トシというかなんというか。誕生日当日は平日でお互い仕事帰りでもあるし、簡単にケーキも省略だそうな。しかしたまに一から十まで用意してもらうのもいいものだね。ありがとうありがとう。

映画:マイ・ブラザー(監督:ジム・シェリダン)

2004年のデンマーク映画『ある愛の風景』のリメイクなんだそうな。 海兵隊員のサムは、よき夫でよき父。厄介者の弟トミーが出所するのと入れ替わりに、妻のグレースと二人の娘を残し、アフガニスタンに出征する。しばらくしてグレースのもとにサムの訃報が届…

近況

仕事の回転数に拍車がかかり、細かいことが次々と押し寄せてはざんざん流れていく急流のようで苔の生える暇もない。編物のことを書いたりしてるが、実際のところ今現在は落ち着いてモノを作れるような状況ではない。毎日出勤するのに精一杯で、2月から編みか…

編込み模様の編み図の作り方

模様編みの編み図をどうやって作っているかという話があったので、自分のやり方手順を載せてみる。 私はフォトショなど有料の画像処理ソフトは持っていない。GIMP2とJTrimというフリーソフトを2種類、その機能に応じて使い分けている。今回はGIMP2でやってみ…

読了:「ザ・ロード」(コーマック・マッカーシー)

ザ・ロード作者: コーマック・マッカーシー,黒原敏行出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/06/17メディア: ハードカバー購入: 9人 クリック: 192回この商品を含むブログ (169件) を見る 父と子は「世界の終り」を旅する。人類最後の火をかかげ、絶望の道を…