2014-01-01から1年間の記事一覧

山姥志望

仙人のような生活がしたい。悠々と好きなことを好きなだけしながら、霞を食って生きていきたいのである。出来るかどうかは別として、夢見るだけならタダだ。 私は喰意地がはっている。美味しいものが大好きだし酒も好きだ。見た目もキレイな料理が好きだし、…

南インド料理 ダクシン 八重洲店

先週、射出したエクトプラズムをそろそろ本体に戻す心づもりだったのだが、躾が悪くて呼び戻しが上手くいかないのだった。「カム!」と呼んでもさっぱり来ない。未だ心ここに在らずでぼんやりしている。 ぼんやりしたまま熊が誕生日だったというので、リクエ…

こんにちはエクトプラズム

昨日の試験では午前中が終わった時点でもう受かる気がしなかった。昼休み中に午後の部が始まるのを待ちつつベローチェでツナサンドを食べながら、iphoneのお絵かきアプリでヤケクソな気分を表現してみた。 出来がどうであろうと終わったものは終わったので、…

試験前のどんより

熊はスケジュール魔である。自らにも厳しく分単位制を布いて着々と履行している姿を見ると、立派だなぁとは思う。遠巻きに。それと比べると私はだらしないという言葉がぴったりである。逆に自由じゃないと最初の一歩から手がつかない。たぶん、この「手がつ…

見てみたい未来の条件

お勉強で久しぶりにシャープペンを握って書き殴り続けたせいで、マウスを握る右手の限界が早くなっている。まとまった冊子の重み、偏重荷重の負荷、指の1本1本に掛る無理がどこか懐かしい。パソコンが登場して日頃から手指を鍛える動作は確実に減った。そう…

南の島へ行ってきた・後編

今回のお楽しみは体験ダイビング。こんな海を潜るのだ。 ふはははは楽し〜い。ここらへんの魚は人馴れしていて潜るとゾロゾロ寄ってくる。 手を出すとワーっと寄って来て齧られる。大して痛くもないけどちょっとチクッとするので、本気で切り取りに来てると…

南の島へ行ってきた・中編

少し山のほうに入ってこんな川をクルージングしたりした。 カニ穴を覗いたり サヨリがいっぱいいたり。横井庄一さんはこんなジャングルに隠れていたらしい。食べ物が豊富だから生き延びられたんだろうというガイドさんの談。 船長さんの犬。ブレブレ。 グア…

南の島へ行ってきた・前編

空を飛んでグアムへ行ってきた。 雨季だったのでスコールのような雨が降ったり止んだりしていた。雨が過ぎるとさーっと晴れてくるので、海水浴には問題ない。 観光地区にちょっとした水族館のようなものがある。巨大な水槽に半割チューブ型の通路が通ってい…

映画:バルフィ!人生に唄えば(監督:アヌラーグ・バス)

美しい山間の町ダージリンで、耳が不自由なバルフィはしかし、横溢する遊び心をふんだんに撒き散らしつつ明るく生きていた。ちょっといいお家に育った美人のシャンティはハンサムな婚約者がいたけど、平凡な生活がつまらない。そのふたりが出会って恋をして…

弱っているのかもしれない

このごろネットを見てると身体が重くなるようになってきた。怠くて食べ終わった食器を下げるなどの日常の雑事すら億劫になる。画面に集中していると脳みその決まった領域だけ使っていれば事足りる感じで、その他の部分が鈍くなるような。画面の向こうに広大…

CADマンガ:よくある発作

ロープはCADだと描くの面倒臭い。

Sayuri Worldに行ってきた

ぞうの国を辞したら今度はすぐ近くにあるサユリワールドである。園長はぞうの国と同じ小百合さん。姉妹施設なのである。動物園としてはそんなに広くはない園内なのだが竹林を放し飼いの動物が闊歩していて、一風変わった雰囲気であった。 リャマ、アカシカ、…

市原ぞうの国へ行ってきた

今度のカピ詣では市原ぞうの国である。千葉県の真ん中へんにあって、どうやって行くのかと思ったら横浜から高速バスで市原鶴舞バスターミナルまで1本で行けるのだった。時刻表通りなら小一時間である。もっともこの日は渋滞していて1.5〜2倍くらいかかったが…

優雅な休日

今年は盆休みがある。去年と比べたらだいぶ優雅な生活である。朝からジョギングをしてシャワーを浴びて洗濯機を2回回して充実ライフ。芋の煮っころがしまで作ってしまった。玄米を食べて問題集を1日10ページのペースで粛々とこなし、YouTubeで見つけた自衛隊…

映画:『ぼくを探しに』(監督:シルバン・ショメ)

両親を亡くしたショックで2歳のころから口がきけなくなっている青年、というか33歳らしいのでけっこういいトシである。ふたりの叔母にピアニストになるべく大切に育てられ、また年配の人に囲まれて育っているせいか、いつまでも世間知らずな少年のような目を…

下手な考え

現場が終わった端境期である。時間が取れるのでなんか作ろうと作ったわけだが、よくよく考えるとそろそろ試験勉強を始めなければならない時期なのだった。またである。去年、落ちたやつなので仕方ない。しかし受験料もバカにならないので、そうそう毎年受け…

インナーバッグ

焼き直し第2弾である。前に作ったのがヘタってきたので、新たに鞄の中に入れて小物類を整理するためのインナーバッグを作った。 前作。幅の狭いものだと鞄の中で重量が偏って使いにくいことが判明した。 ぴろぴろと設計図のようなものを描いて、夢を拡張。 …

映画:あなたがいてこそ (監督:S・S・ラージャマウリ)

田舎の一族には血で血を洗う因縁の抗争があった。 主人公のラームは都会でボロ自転車を疾らせて配達業をしていたけど、いつも配達時間に遅れてばかり。オート三輪を買えと言われても貧乏なので無理。ボロ自転車は喋るファンタジー。 田舎に相続した土地があ…

騙し合い

月に一度、わけもなく不安が湧上る時期がある。いわゆるPMSというやつだ。今月は前後脈絡関係なく無理矢理不安になろうとしてネタを掘り出してくる脳みそのなりふり構わなさっぷりが凄かった。酔っぱらって寝ていたときに喉が渇いて夜中に目が覚めたのだが、…

ブックカバーのゴム紐更新

何年か前に作ったお気に入りの文庫用ブックカバーがある。(2010年02月18日(Thu)[物作り]ブックカバー) カシメでゴム紐が留めてあって、閉じているときにはぐるっと後ろに回して鞄の中で本が開かないように小細工がしてある。地味に便利なのだが、1年も使っ…

映画:『ダバング 大胆不敵』(監督:アビナフ・シン・カシュヤップ)

サルマーン・カーンの保安官映画である。いや違った、警察映画なのだが、内容がすっかり天下御免のウェスタンなのである。途中でそれでいいのか! と笑ってしまったのだが、あとからそうかこれはウェスタンだからいいのか、と納得。細かいギャグ盛りだくさん…

ぶんぶん文学

なんだか本が読みたくてちょこちょこ積本を増やしている。ここのところ岩波文庫率が高い。あと藤原書店で出てる全集が欲しい。しかしあの出版社の本は高い。刷ってる数が少ないんだろうな。それはそれで仕方ないが、件の全集は13巻もある。まとまると結構な…

新江ノ島水族館

熊が江ノ島の水族館に行くというので行ってきた。 入ってすぐは磯の魚ということでふんふんなるほどと見ていたら、実はその水槽がずっと下まで深くなっている巨大な一つの水槽だったのに驚いた。エイやアジがひらめきイシダイが踊りウツボが底に伸びている。…

CADマンガ:本来の目的を見失う

読了:巨匠とマルガリータ(ミハイル・ブルガーコフ)

巨匠とマルガリータ (上) (群像社ライブラリー (8))作者: ミハイル・ブルガーコフ,法木綾子出版社/メーカー: 群像社発売日: 2000/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (19件) を見る巨匠とマルガリータ〈下〉第2の書 (群像社ラ…

映画:複製された男(監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ)

熊がよく判らんというので解説。映画と文学とはたいていアプローチが違うんだが、ノーベル文学賞を受賞した作家の原作ということなので、文学的なセオリーを適用するとこういうことかなという話。ネタバレが気になる方はご注意を。 一番目に付くメタファーは…

CADマンガ:赤い靴異聞

映画:リアリティのダンス(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)

うむ、素晴らしい。もっと観念的で難解な映画なのかと思ったら、全然そんなことはなかった。マジックリアリズムを映像化するとこうなるのね。呪術的なあり得ないことが当然のように立ち現れ、ひとも必要以上に驚くでもなく乗っかるような形でそれを利用する…

鬼軍曹と公爵夫人の装備

誕生日だったので熊に前から欲しかった腕時計を買ってもらった。ありがとう! 軍曹仕様でシンプルかつ丈夫なのを基準にスイス軍ご用達ヴィクトリノックスを選んだ。作業服にも浮かない渋いデザインである。汗をかくので金属ベルトがいいかなと思っていたのだ…

映画:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(監督:ダグ・リーマン)

これは良かったよ。天職がヒーローのトム様は相変わらず薹が立っていたが天職だからしょうがない。2等兵が前線に投入されて死ぬと前線に行く前日にリセットされるタイムリープもので、この説明だけでお判りのようにゲームから着想を得ているらしい。何度も何…