2011-01-01から1年間の記事一覧

夏休みの工作:ダンボール大砲

もとはといえば唐突に友人からmixiのメッセージが飛んできたんである。何事かと思えば、『これやって!』という工作リクエストだった。は、はい? これというのは『マゴクラ』さんのAmazonのダンボールで作る工作シリーズ。最近話題になって書籍も出されたの…

棚卸し

次々と工作しすぎてオーバーヒートしたのか、夏の暑さか風邪のせいか、突然スコンとやる気が底を打った。仕事だけは行ってるけども、もうなんもしたくなーい考えたくなーい、だらだら。なんだかカメラを持って鮮やかな色の写真を撮りに行きたいような気分が…

神宮花火と目眩

今年も神宮の花火大会に行ってきたのである。去年も行ったのだがここは指定席に座って間近で花火が見られるので、花火好きとしてはとてもポイントが高い。今年は開催が土曜に当っていたせいか、チケットは争奪戦だったらしい。これを熊が発売日に取っておい…

成り難い少年の成れの果て

ブログの模様替えもしなくなって幾星霜、すっかりweb上のものは既存のサービスを利用するばかりで自分で弄らなくなって久しいが、工作物をまとめておきたい気運が高まってきたので、前からアカウントだけはとっていたFlickrをもっと活用することにした。 htt…

ポリマークレイ:カワカゲロウのブローチ 後編

前編の続き。 合体篇 土台の上に透かし模様で作った図柄部分をのせて、ドライヤーで温めつつスパチュラで馴染ませる。一度捏ねた粘土も時間が経つとまた固くなってくるが、人肌に温めてやると柔らかくなる。 仕上げ途中。 うぅむ、おそろしく歪んでるなぁ。…

ポリマークレイ:カワカゲロウのブローチ 前編

途中経過も載せろという声があったので、今度からこまめに写真を撮ってアップすることにするよ。もっとも夢中になると寝食も吹っ飛ぶ質なもので、いつまで続くか判らんが。 図柄篇 オーブンで焼いて固めるポリマークレイ(樹脂粘土)で、またブローチを作る…

週末日記

仕事で潰れるはず週末が、なんだかんだで予定変更になり結局休めることになったのだった。珍しくぽっかり空いたので急いで美容院の予約を取り、4ヶ月ぶりに行ってきた。前回行ったのが震災直後の実家と連絡も取れていなかった時期で美容師さん相手にぐずぐず…

白蛇合皮:鞄・出来上がり

1ヶ月くらい前からちまちま作っていた鞄がようやく出来上がったのである。(途中経過) 裏から見るとこんな感じ。 クリーム色の蛇柄を型押しした合皮にこげ茶のデニム地を配し、肩紐はオリーブ色のアクリルベルト(40mm)、飾りベルトは20mmの革を使った。金…

映画:メタルヘッド(監督:スペンサー・サッサー)

一家の妻であり母である女性が亡くなった後の、家族の哀しみと再生の物語‥‥だけど、そこに長髪にタトゥをしたいつも上半身裸のイカれたメタル野郎が飛び込んできた。というと割りと面白そうなのだが、かなり微妙な感じであった。というか、感覚的に無理っぽ…

映画:イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(監督:バンクシー)

バンクシーの名前は聞いたことがある。 美術の世界というのはやたらややこしくて、しかも語り尽くされているので、素養のない私には恥ずかしくて下手なことが言えない。物を作ったり絵を描いたりするのは好きだが、それは自分の欲しい物を好き勝手にデザイン…

経堂:タイ屋ソンタナ 〜美味しい料理と楽しい会話〜

経堂はタイ料理店のソンタナへ行ってきたのである。 実はこのお店、以前ときどきこの日記へコメントをいただいていたこいちさん(twitter: @satokoichi)のお店なのである。開店の噂を聞いたときから、エスニック料理も大好きだし、これは是非行かなくては…

今年もやります東北夏祭り

さて給料日である。以下略。 震災が直撃し甚大な被害を受けた東北地方だが、だからこそ夏祭りは盛大に行いたいと、今年は特別に東北六県の全ての県が集結して7月16、17日に東北六魂祭が開催された。残念ながら私は行くことができなかったのだけど、物凄い盛…

台風一過

台風6号マーゴンたんが行き過ぎて、涼しい風が吹いている。はて、台風というのは南の空気を連れてくるから、過ぎた後はあったかいのが定石だと思っていたのだが、雨のお陰で涼しくなることもあるのだな。 1ヶ月も前から製作し続けていた鞄が出来上がって、爽…

「異形たちによると世界は…」coco

cさんが上京してらしたので日曜は朝から淡路町へ。この度はwebで連作していた『異形の群れ』がタイトルを『異形たちによると世界は…』と改め、めでたく出版の運びとなったのだった。発売日は7月22日。異形たちによると世界は…作者: coco出版社/メーカー: 早…

生肉定例ギギギ亀戸の会

土曜日は毎度お馴染みの生肉を喰いに亀戸へ。 今回は前に一度お会いしたことのある清楚なトモコさんもご一緒したのだった。可憐な細い声で優しげな口調なのに一番鋭い突っ込みを入れてくれるナイスな女子である。わやわやと盛り上がり楽しいひとときであった…

白蛇合皮鞄:改めて手順の確認

昨日の話の続きだが、ざっと残っている手順を書き出してみたらまだこれだけあった。平行して進めることと順番に進めること、直接関係ないけどコレの前にはアレを終わらせておかなければならないなど、まさしく工程表である。しかし数が多すぎるのでフロー図…

白蛇合皮鞄:進捗

ここ1ヶ月くらい地道にじわじわやってるんだけど、さっぱり進まない。 これ終わったらアレもやりたいコレもやりたいと浮ついてるんだけど、ひとつのことが終わらない。 細かい下拵えが終わらない。 どうせならがばっと週末2日間まるまる集中したいところだけ…

観たDVD

DVD:ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル) ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ [DVD]出版社/メーカー: エスピーオー発売日: 2002/09/06メディア: DVD購入: 6人 クリック: 114回この商品を含むブログ (293件) …

CAD絵:カワカゲロウ

前に作ったオオスカシバのブローチ(『FIMO:透かし模様のオオスカシバ』)は、実はあっというまにどっかに行ってしまった。ハチのストラップ(『銀粘土:蜂ストラップ・バングル』)もすぐにどっかに旅立って行ったし、虫の形をしたものにはときどきそうい…

KIRK DEGIORGIO & DAVE TWOMEY @ WAREHOUSE702

東京は麻布十番のクラブに行ってきましたよ。メンツはいつものように熊と美少女Kちゃんと3人。 地方出身者にとって麻布十番なんて、流線型の建物に沿って半透明のチューブが伸び、その中を色とりどりの光点が走っていく異星の未来都市の光景くらい遠い伝説の…

DVD:ノルウェイの森(監督:トラン・アン・ユン)

村上春樹のベストセラー小説の映像化である。 原作のほうはブレイクした90年代初めくらいに読んだ。当時高校生だった。さっぱり判らなかった。比喩を比喩と理解できなければ、文学を愛することは出来ないからだ。とにかく一読だけして、その後またその本を開…

人間らしい生活

梅雨は何処へ行ったのだろう。降水量は足りているんだろうか。この夏は電気も水も足りなくなるんだろうか。電気のほうはどうも眉唾っぽいが、硬直した働き方の枠組が少しでも綻ぶならばそれも怪我の功名かもしれない。これを境に日本人もバカみたいなスーツ…

映画:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(監督:トッド・フィリップス)

朝に目が覚めたらメチャクチャなことになってるけど、泥酔していた昨夜の記憶がない、なにがどうしたんだこれはどうなってるんだあとひとり行方不明というパニックムービー第2弾である。 今回は歯科医のステュが東洋系の女性と結婚することになり、その両親…

禁煙はじめました

前回のタバコを吸ってからそろそろ1ヶ月になる。 喫煙というのは間歇的な行為だから、吸うのを止めるというのはそぐわない。吸うインターバルを広げるというべきだ、と何かの本で読んだことがある。そのときはなるほどなぁと思ったものだった。しかしそんな…

読了:『雪』オルハン・パムク

雪作者: オルハン・パムク,和久井路子出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2006/03/30メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 119回この商品を含むブログ (70件) を見る 1990年代初頭、トルコ北東部の地方都市カルス。雇われ記者の詩人Kaは、イスラム過激派によ…

ハードコアな日常

こう暑いと何も考えられなくなる。 梅雨なので仕方ないが湿度も高く不快指数も赤丸急上昇である。もともとアトピー持ちなのもあって、汗をかくとあちこち痒くなって難儀する。首周りの皮膚が硬く分厚くなってきた。こうなると痒み止めを塗っても通らない。最…

腕時計+バングル

去年のあの夏の猛暑はいろんなものを奪っていった。汗をダラダラかきながら現場事務所に詰めて遠くから響いてくるデスマの微かな気配に脅えながら黙々と作業をこなしていたあの日。突然、腕の時計が音を上げたのである。具体的にはバンドに仕込まれた金属板…

映画:アベックパンチ(監督:古澤健)

『アベックパンチ』というのは架空のスポーツ『アベック』の必殺技である。『アベック』とは男女ペアで片手を繋いで闘う格闘技で、繋いだ手を離してしまうと試合終了。一見あまりに不自由なルールだけれども、これが恋愛・結婚のメタファーなのだと思えば話…

映画:SUPER8/スーパーエイト(監督:J・J・エイブラムス)

J・J・エイブラムス&スティーヴン・スピルバーグという、娯楽大作磐石の布陣である。金も技量も余りある。すべてにおいて求められる以上のレベルをクリアしているのは当たり前、まるで遊びながら小手先で映画を作っているのかと思えるほど余裕しゃくしゃく…

少しずつ、前へ

さて給料日である。3ヶ月後の支援先をみてみよう。 震災が起きて少ししてから立ち上がったあるプロジェクトを、ずっと追いかけている。 西條剛央さんの『ふんばろう東日本支援プロジェクト』である。 3ヶ月前、地震が起きてすぐにとりあえず赤十字には募金し…