2011-01-01から1年間の記事一覧

下手な考え落とし穴に嵌る

嵐の前の静けさで穏やかな日々である。会社にいる時間が一日の半分を切ると、帰ってからいろいろ捗る。特に睡眠が。善哉善哉。いつもこうだと余裕があっていいんだけどな。 しかしこの生活も長くは続かない。いつも通り設計してたら何故かそのまま仕事を受注…

だらだら

秋も深まり、気温が低くなって生きやすくなった寒冷地仕様の我である。身体が痛いのも治ってそろそろ楽しいことがしたくなってきた。しかしそうそう創造性に溢れてはいないので、空転する脳みそを抱えたまま何も思いつかない。なにより、毎日眠くて眠くて堪…

それぞれができることをできるように

さて、給料日で以下略。 今月も毎度お馴染み、『ふんばろう東日本プロジェクト』さんから。 【ミシンでお仕事プロジェクト】 つくることで笑顔に、そして経済的な自立へ。ミシンでお仕事プロジェクトは、ミシンを贈って、被災地の女性たちに元気になってもら…

オスカー・ワオの短く凄まじい人生(ジュノ・ディアス)

オスカー・ワオの短く凄まじい人生 (新潮クレスト・ブックス)作者: ジュノディアス,Junot Diaz,都甲幸治,久保尚美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/02/01メディア: ハードカバー購入: 12人 クリック: 441回この商品を含むブログ (113件) を見るオタク趣…

健康三題

過日受けた健康診断の結果が届いた。 当日は血液検査があるため前日21時以降絶食との指示であった。しかし膿瘍がまさに進行中で抗生剤をのんでいた真っ盛り。薬はどうすればいいのーっ?! とtwitterで喚いていたら、ヤクザイシさん他多数より「朝食抜きで薬…

冗談ですから

ひとはどうして冗談を冗談として認識できるのか。 冗談というのはつまり『嘘』であると言い切ってしまうのは語弊があるかもしれないが、あながち間違いでもない気がする。 つぶさに見ると冗談は修辞表現のオンパレードである。種類はいろいろあるけども、比…

物と金

先週の思い付きを実現すべく押入れを整理してみたら、模様替えまでいかなくとも捨てる物を捨てればなんとかなりそうだったので、古いウェアやらまだ若く細かった頃に買ったスーツやら諸々を思い出と共にゴミ袋に突っ込むことにしたのだった。 ワープア貧乏時…

とりとめのない近況

iTunes系のOSがアップデートされて大騒ぎである。私の手元にもiPadとiPhoneがある。しかしAppleのOSは出るたびに上手くいくのいかないのとみんなワァワァ言っているし、パソコンはもっぱらWindows派なのでApple製品にはカンがないため、うまくやる自信がなく…

映画:アンダーグラウンド(監督:エミール・クストリッツァ)

クストリッツァ監督の作品ではカルト的に人気のある『アンダーグラウンド』(1995年)だが、長らくソフトは絶版になっていた。だから観たい観たいと思いつつずっと叶えられなかったのだ。なんでDVDやブルーレイにならないのかというと、紛争のせいでオリジナ…

タイフェス@靖国神社参堂

熊がタイフェスに行きたいというので行ってきたんである。 タイフェスというのは、もともとタイ王国大使館主催のタイ・フード・フェスティバルであったらしい。そのせいか物販よりも食べ物の屋台や食材のテントが多く並んでいた。 食いしん坊かつエスニック…

膿瘍自爆

痛みだした膿瘍は、3日目から投与開始した抗生剤をものともせず、すくすくと育ち続けたのだった。 とりあえず病院へ行けば痛みは緩和されるものと思い込んでいたのが甘かった。薬が効いているのかいないのか、腫れも痛みも日に日に大きくなっていく。5日目は…

仕上げの仕上げ

先週、不調の仕上げに風邪をひいたと書いたが、蓋を開けてみたらまだその先があった。 なんだか熱っぽいのが抜けないなーと様子を見ていたら、足の付け根が腫れて痛くなってきた。慌てて病院へ行けば、ナントカ腺が日和見感染したらしく炎症おこして出口が詰…

風邪だった

ここ1週間の不調の仕上げに風邪をひいた。いや、風邪のせいで調子が悪かったのか、調子を崩したから風邪をひいたのか、はたまた季節の変わり目が諸悪の根源なのか、そのへんの因果関係や主従はよく判らない、むしろこれが風邪なのかどうかすら医者に行ってい…

『ねじまき少女(上)(下)』パオロ・バチガルピ

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF) ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF) 枯渇したのかなんらかの原因があるのか、とにかく石油燃料が使えなくなった未来のタイの首都バンコクが舞台である。海面上昇とともに世界中の海沿いの都市はほとんど海中に没しているが…

週末日記

この週末は帰省して飲んだり喰ったり友達に会ったりカーチャンにパソコンを買ったり無線LANを設定したりしていたのだった。ノートも7〜8万円で買えるんだな。自分のは未だXPなので初めてWindows7を触ったが、ちゃんと日本語でいろいろ表示してくれるので、年寄り…

台風一過

辺り一面がごうごうと鳴る夜を越えて、見事に台風一過の青空が広がる。 通勤途中に出動待機中のラフターがいるなと思ったら、案の定、街路樹があちこちで根元から傾いていた。 昨日は帰宅するのにいちばんのピークに突っ込んでしまった気がするのだけど、駅…

読了:『百年の孤独』(ガルシア・マルケス)

百年の孤独作者: G.ガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arques,鼓直出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/08メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 1,110回この商品を含むブログ (186件) を見る言わずと知れた世界的名作である。読んだ動機はぶっちゃけ、…

横浜トライアスロンの応援に行ってきた

5月に仙台で会ったお友達が横浜は山下公園で開催のトライアスロンに出場するというので、応援に行ってきた。 朝から晴れ渡ったいい天気である。 海で遠泳1.5kmを泳いだら、そのまま裸足で自転車競技会場へ走る。 そして自転車を40km漕いで、間髪入れずに10km…

試験管ベイビー

心理用語でいうところの『投射』というのを考え始めると、ガラスの試験管のなかにひとがひとりずつ入っていて、それらが集まって束になってムラやコミュを作っているけど、どんなに近づいてもガラスがぶつかり合うだけでひとりひとりの周りには一定の空間が…

映画:ミケランジェロの暗号(監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー)

映画館は年配の方でいっぱいだった。どんな映画なのかよく調べもせずに観に行って、始まる前に『ダ・ヴィンチ・コード』みたいな話なんじゃないのなんて言ってたのだが、全然違った。 ナチスの輸送機がパルチザンの攻撃で墜落する。そこで辛くも生き残ったユ…

熊さんの誕生日は森の中

熊の誕生日だったので茅ヶ崎に行ってきたんである。茅ヶ崎といえば海。 9月とはいえまだまだ残暑の青い空である。しかし見るだけなら気持ちのいい風景だが、普段はインドア派のせいか遮るもののない直射日光に曝されて1時間もしないうちに干上がりそうになっ…

波の谷

相も変わらず辛気臭い話で恐縮だが、停滞期のようで書くことがなにも出てこないんである。念の為に今日の天気の話をしておくと、空は秋晴れ、爽やかな風が吹き抜けるいい陽気である。しかし心はぽっかりと空なる我。といえば聞こえはいいが(いいか?)、当…

奇声を発するしかない訳

トシのせいかそうそう主張したいこともなくなってきている。何かを言えば角が立ち、放言がブーメランとなって帰ってきて自分の後頭部にサクッと突き刺さる。それでなくともあれがキライこれがイヤってのは、だいたいが自己紹介乙だったりすることも薄々判っ…

茄子坊主

近所の八百屋で巨大な茄子を売っていたので買ってみた。 イタリアの高級品種でロッソビアンコというらしい。でも1個250円。直訳すれば赤白だが、色は薄い紫である。ネットで調べてもソテーがオススメらしいということくらいしか出てこなかったので、とりあえ…

唐蝶結び

ネットをうろうろしていて飾り結びが目に付いたので、手遊びにやってみた。 唐蝶結びというらしい。適当な紐がなかったので、リサイクルダンボールを縛る用の紙紐である。 で、これがホントの蝶結び‥‥これが言いたかっただけだったり。 そして幼虫。 (лл(лл(…

台風前

こっちに越してきて早5年。横浜観光名所はみなとみらいや中華街、馬車道、元町といろいろあるけども、みなとみらい方面から横浜駅東口方面を眺めるこの景色がとても港町横浜らしいなと思うのだった。横浜駅東口のベイクォーターはこの角度から見ると豪華客船…

映画:デビルクエスト(監督:ドミニク・セナ)

最近、ニコラス・ケイジが出てくると、SFかアメコミ的展開を期待してしまう。が、今回の映画はわりと欧州中世ファンタジーの王道なのだった。魔女を護送する腕っこきの傭兵ということで、ちょっと摩訶不思議なシーンもあるのだけど、最後はともかく途中は錯…

読了:『緑の家』バルガス=リョサ

緑の家(上) (岩波文庫)作者: M.バルガス=リョサ,木村榮一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/08/20メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 90回この商品を含むブログ (52件) を見る緑の家(下) (岩波文庫)作者: M.バルガス=リョサ,木村榮一出版社/メーカ…

ポリマークレイ:フェイクビーズ試作

フィモ・クラシックの半透明は透明度が素晴らしいという噂で、一度それでフェイクビーズを作ってみたかったのだが、よく調べてみたら製造中止になっていたのだった。ショックを受けつつ、んじゃあというので今度はプレモを使ってみることにした。 捏ねたり伸…

映画:エッセンシャルキリング(監督:イェジー・スコリモフスキー)

主演はヴィンセント・ギャロだが、台詞は一切ない。 砂漠で捕まったタリバン兵が移送途中で脱走し、雪深い山中を逃げ続ける話である。といってもドラマチックな展開は特になく、ひたすらあてもなく逃走するだけなのだが、目が離せない。 このタリバン兵は特…