2012-01-01から1年間の記事一覧

CADマンガ:鶴の恩返し異聞

夫婦円満。

映画:宇宙人王(ワン)さんとの遭遇(監督:アントニオ・マネッティ)

中国語通訳をしているガイアのもとに1本の仕事を依頼する電話がかかってくる。高給につられて引き受けたが、なんとその仕事は何故か中国語を話すイカ型触手系宇宙人が相手だった。 こういう映画にそぐわない表現かもしれないが、佳品であった。ホラー的効果…

続・下準備

ああでもないこうでもないと捏ねくり回した末に、とどのつまりのシンプルに辿り着く。 こんなもんかな。脇にもポッケつけようかな。 素材と色はどうしようか。これも悩みどころで、本当は着る服ごとに鞄も持ち換えればいいのだろうが、ズボラなものでよほどT…

映画:エクスペンタブルズ2

観ながらブログに書く決め文句を思いついたのだが、寝たら忘れた。 往年のアクションスターに囲まれたジェイソン・ステイサムが当たり前の人間に見えるという恐ろしい映画である。無敵ヒーローだらけで士気はあくまでも高く、見事なまでのベタな展開がいっそ…

下準備

仕事の手が空いたので地味に下準備をしてみたりする。 こんなもんかなー。ミリ単位で詰めても、結局なんきょく最後は勘で決めるのだった。

金色の味

トランペットの音色は金色をしている。 心密かに「金色の味」と呼んでいるものを愛好しているのだが、これをなんと説明したらいいのか判らない。「黄金の味」なら焼肉のタレだが、それとは似ても似つかない繊細で玄妙な味なのである。15年くらい前にひとに頂…

原点に還る

わりと10年位前から本棚を作りたいのだが、なあなあで流して今に至る。そもそも私は家具職人になりたかったのに、どこをどう間違ったのか建築系技術者になってしまったのだった。これはこれでいいんだけどね。いまは集合住宅に住んでいて、電動工具が使える…

やさぐれぼやき

辛いカップ麺を食べたら腹が下っている。しかしそんなことはお構いなしに日々は過ぎていくわけで、そろそろ本気で描かねば期限までに図面が終わらない。しょっちゅう同じことを言ってる気がするが。 個人的なボヤきや説明というのは面と向かって話されるとよ…

映画:アウトレイジ ビヨンド(監督:北野 武)

ビヨンドでビヨ〜ンである。なにが「である。」なのか判らんが、なにやらアウトレイジの続編なんである。1作目で充分オチがついていた気がしていたのだが気のせいだろうか。あれほどキレイに終わってるのに続編って難しいだろ。しかし実は3部作らしいという…

情緒の無い日々

仕事にかまけているうちにもうひとつの絵ブログのほうもすっかりご無沙汰で20日に一度くらいしか更新できていない今日この頃だが、忙しさの勢いに負けてこっちのほうも書かないことに馴れてしまった感がある。 はっきり言おう、忙しいのである。忙しいと言っ…

映画:アイアン・スカイ(監督:ティモ・ヴオレンソラ)

月からナチスが襲ってくるのである。もうこの設定を聞いただけでB級だと判るはじけ具合である。ワクワクが止まらない。しかし観る前は正直、もっと低予算臭のするチャチなギャグ映画なのかと思ってた(失礼)のだが、絵はカッコイイし音楽はいいし話のキレ味…

もひとつ月が見えても違和感ない

台風の行き過ぎたあと、いろんなものと一緒に塵あくたも吹っ飛ばされたのかやけに空気が澄んで宇宙まで見えそうだった。 月と富士。 そんな言葉があるかどうかはともかくとして、惑星感あるなぁ。そうか、これが中秋の名月というものか。

映画:ソハの地下水道(監督:アニエスカ・ホランド)

ナチス・ドイツに支配されたポーランドで、ユダヤ人を地下にかくまった男の実話である。心が痛くなるような戦争映画であった。単純なお涙頂戴とは違うように感じるのは、最後が曲がりなりにもハッピーエンドだからだろうか。とはいえ、一点の曇りもない朗ら…

映画:白雪姫と鏡の女王 (監督:ターセム・シン)

ターセム・シンといえば現代美術モロパクリ&世界遺産コラージュ作『落下の王国』での、観ながらどこで笑えばいいのか笑うにしても中途半端なシリアス具合で、真顔で虎の威を借りられてもどう反応すればいいのか、まさか「パクれる俺カコイイ」とは思ってな…

映画:ディクテーター 身元不明でニューヨーク(監督:ラリー・チャールズ)

サシャ・バロン・コーエン扮するアラブの独裁者がニューヨークで右往左往する話である。絵に描いたような独裁者なのでしょっちゅう暗殺されかかるため常に影武者をたてているのだが、側近に裏切られ影武者が本物ということになってしまうのである。 映画館に…

丸いモノリス

涼しいということはなんて素晴らしいんだ。東北育ちのスイッチが入るようである。暑いのもひと月ほどならば機能停止してやり過ごせないこともないのだが、それを超すと脳細胞の死滅が始まる気がする。終わりの始まり。明け方など寒くて目が覚めるのが夢のよ…

生還

残務処理が少々残っているものの、どうにかこうにかドーニモコーニモからの生還である。 詰めていたのがやたら蚊の多い場所で露出している腕をくわれまくっておかしなことになっていた。そこに生えていた立派な欅の幹をよくよく見れば、枝が落ちた痕が深い洞…

ドーニモさんとコーニモさん

人様の真似っこして広告避けをしてみたが、これもどうなんだかなぁ。ブログを始めるにあたってはてなを選んだのは広告が出ないのが理由の筆頭だったのだが、先のことは読めないものである。仕方あるまい、8年も経ちゃいろんなことが変わっていく。しかしここ…

9月11日は心が痛い日になってしまった。秋のとば口でただでさえ一抹の寂しさが紛れ込む季節、引き裂かれるような痛みを抱える人がいる。 ちょっと前にDVDで『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観た。そこにはたくさんの、本当に街中の人が巻き込…

祝いの羊:ウランバートル @両国

熊の誕生日なのでなに食べたい? と訊いたら「モンゴル料理!」とのたまう。モン‥‥ゴル‥‥? ああうん、いいけど、モンゴル料理っていうと、どんな料理だろう。というわけで、両国は「ウランバートル」というお店に行ってきたのである。折りしもお互いにクッ…

残業週間

あちこちからバラバラと降ってきた案件がどっしりした塊になり残業週間決定である。週1の兵站配給も発注してあったのだが、今週は消費できそうにない。そしてこうなってくると何故かラーメンが食べたくて仕方なくなるのだが、食べに行く機会もない。職場の近…

説明付の愚痴

仕事がたてこんできた。今回は瞬間最大風速の大きい突風のようなもので、長い雨季のようなものではない。しとしとといつまでも降り続け累積が溜まっていくのもキツイが、今回の場合は台風の強風圏に複葉機で突っこめー! である。トホホ。コーヒーを淹れてか…

映画:トータル・リコール(監督:レン・ワイズマン)

前作のシュワちゃん版も観てないし原作も読んでない。なのに予告編のパッと観で「あー、これ知ってるー」と思ったのだが、それはスペース・コブラだ。寺沢武一のほうがオマージュだったのだろうな。見聞によると今回はどうやら原作や前作と比べると地味でス…

鳩山会館

鳩山会館はもとは鳩山一郎氏の私邸である。ニコライ堂などを手がけた建築家の岡田信一郎の手によるものだとか。後で調べたんだけどな。1924年ということなので「当時としては珍しい鉄筋コンクリート造」というけども、おいおい大正じゃないか。日本における…

8年越しとオススメ本

土曜日は鳩山会館へ行ってきた。それというのもid:KEN_NAITOさんと顔合わせというかいい加減にお茶ぐらいしませんかという話があって、ついでといってはナンだけども前からちょっと見てみたかったのでちゃっかり付き合わせたのである。 内藤さんとはこのブロ…

読了『銃・病原菌・鉄 (上・下) 1万3000年にわたる人類史の謎』(ジャレド・ダイアモンド)

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰出版社/メーカー: 草思社発売日: 2012/02/02メディア: 文庫購入: 27人 クリック: 421回この商品を含むブログ (196件) を見る文庫 銃・病原菌・鉄 …

映画:アベンジャーズ(監督:ジョス・ウェドン)

アベンジャーズを観てきたのである。同行の熊に「バットマンは出てこないの? スパイダーマンは?」と訊いては、子どもに言い聞かせるように噛んで含めて「大人の事情で出てこないんだよ」と教えられ、ジャンプとマガジンみたいなもんか、とテキトーに納得し…

自覚の問題

という具合に盆休みは遊び呆けていたわけだが、その皺寄せで休みの前後は仕事の状況が恐ろしいことになっており、久しぶりに深夜残業の日々が続いている。加えて暑くて眠れないからといって冷房をかけると次の日にダルくなるという、夏恒例のどうしろっちゅ…

富岳「風穴」

熊が突然「洞窟に行くぞ!」というので盆休み中に行ってきたのである。 目当ては富士五湖のうち河口湖と西湖の間のかの青木が原樹海にある天然洞窟である。なんでも洞内の気温は夏でも0〜3℃を保ち、染み出した水が氷の柱になるという氷穴は、江戸時代には将…

外郭放水路 見学

かねてから見に行きたいと目論んでいた外郭放水路の見学に、ようやく行ってきたのである。正式名称は江戸川河川事務所の首都圏外郭放水路。大雨の際などに中小河川の洪水を地下に取り込み、地下50mを貫く総延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流す、世界最…