2012-01-01から1年間の記事一覧

夏休みの工作:後編 インナーバッグ

鞄の中で小物がこれまたどんどん増殖していくのである。化粧品、予備の充電池、仕事とプライベートの両方で使うフラッシュメモリやカードリーダー、名刺、今回作ったイヤホンケースもカードケースも含まれる。その他諸々とどまることを知らない細々したもの…

夏休みの工作:中編 カードケース

小間物をちまちまと作り続ける。お次はカードケース。財布が気を抜くとどんどん溜まる各種スタンプカードや予約カード、診察券でぱんぱんだったんである。 たいていのお店では会員カードの類は断ることにしているものの、しょっちゅう利用するお店や家電量販…

夏休みの工作:前編 イヤホンケース

まとまった休みが取れたので久しぶりの工作である。鞄を作りたかったのだがどうもカタチが決まらないので、ハギレで小物を3つばかりちょろちょろと製作していた。 まずは鞄の中で始末に困るイヤホンのケース。 材料は手持ちの薄いスポンジの切れっぱしとハギ…

映画:ローマ法王の休日(監督:ナンニ・モレッティ)

前法王が逝去し、しきたり通りのコンクラーベで新たに新法王が選出された。しかし選ばれた当人はその責任と重圧に耐えられず、逃げ出してしまう。 最後のオチで呆気にとられて口がポカーンと開いてしまった。しかしよく考えてみると聖職者のみんながみんな神…

いたばし花火大会

今年もやってきましたいたばし花火大会。去年は震災の影響で中止になったのだけどそのぶんなのか、ここはいつも豪華だけど今年はいやに豪勢に現代的なテンポでばんばん打ち上がっていた。 今年はクーラーバッグを用意して会場最寄り駅そばのコンビニでビール…

夏鞄への助走

日記を書くのを忘れていた。その間に何をしていたのかというと、暑い日が続いて重い鞄に我慢がならなくなり、軽い鞄を作る脳内妄想に明け暮れていたのだった。 最近は真面目に弁当を作っているので、それが入るサイズにしよう。夏になると作業服を持って歩く…

映画:ダークナイト ライジング(監督:クリストファー・ノーラン)

“伝説が、壮絶に、終わる!” こんな煽り文句にふさわしい3部作の最終話であった。165分という長さだけど、前作の『ダークナイト』(152分)よりも更に短く感じた。 途中の展開は米軍の置かれた状況だとか武力についてだとか世相を反映しているのかななどと考…

ちょっと帰省してきた

去年のゴールデンウィーク以来である。 石巻に住む友人のところに遊びに行こうと目論んでいたのだが、調べてみたらJR仙石線は未だ高城町〜陸前小野駅間が開通していない。ちょうど海沿いを走っていた区間だな。石巻はその先である。バスによる振替輸送はある…

読了:『トリストラム・シャンディ 上・中・下』ローレンス・スターン

トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1)作者: ロレンス・スターン,朱牟田夏雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1969/08/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 106回この商品を含むブログ (33件) を見るトリストラム・シャンディ 中 (岩波文庫 赤 …

その他の旅

旅程のうち1日はマカオへ足を伸ばした。香港〜マカオは船で1時間だが、両方とも中国へ返還されているのに特別行政区になっているせいか出入国の手続きが必要である。その手続きにけっこう並ぶし時間がかかるので、やってみたけど日帰りはキツい。マカオでの…

夜の旅

ご存知、香港の街は夜になると道路に張り出した看板にネオンが入って賑やかになる。 香港の人は宵っ張りでけっこう遅い時間まで人通りが絶えない。本当かどうか知らないが、彼の地では1日に朝・昼・飲茶・晩・夜食という5食が普通なのだそうな。そのせいかち…

昼の旅

空港から迎えのツアーバスで九龍のホテルへ向かう途中に見かけたサモ・ハン・キンポー氏。この後、あちこちでこの看板を目にすることになる。 とにかく水は飲むな、氷もヤバイと言われていたので、着いてすぐにコンビニで飲み物を買い込んだ。 暑い土地だし…

空の旅

ちょっと前に香港に行ってきたのである。 一路空の旅。フライト中に映画を観るというのに憧れていたのでわくわくして番組ガイドをひっくり返したのだが、用意されていたのは音声・字幕ともに英語か北京語かフランス語であった。どんよりしつつアクションもの…

最後の望み

望みは何かと聞かれたら、なんだろうなぁと最近考える。大望を遂げ、人気者となり、大金を手にすることか。それもまた好しだが、それは突き詰めれば望む生活を手に入れるための道具なのだよな。究極は外部から苛められない程度に身を保ち、好きなことが出来…

映画:夜のとばりの物語(監督:ミッシェル・オスロ)

ミッシェル・オスロ監督のアニメは三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーシリーズのDVDで初めて観た。シャープな輪郭で色彩の氾濫する背景に、影絵の人物が踊る。エキゾチックな物語が多く、背景のデザインもそれに合わせて豊かに変わっていく。中でもイスラム世…

鳩の育児

ふと気がつくと隣のベランダで鳩の雛が孵っていた。 平日は起き抜けの寝呆け眼で飛び出したら半日以上たって夜にしか帰らない部屋なもので、いつの間に巣作りして産卵して抱卵してそんなことになったのかはよく判らない。週末にやけにピーピー声が聞こえるな…

yARn 1 [蟲] 通販開始!

大変長らくお待たせいたしました。 長らく過ぎてもう忘れられているかもしれないが、ようやく2ヶ月前の文フリで出した同人誌の通販の準備ができたのである。ここは開き直って満を持してというべきだろうか。yARn 1 [蟲]作者: coco,珠,ギルマン高家あさひ,ぱ…

映画:アタック・ザ・ブロック(監督:ジョー・コーニッシュ)

悪ガキどもが大活躍してエイリアンから団地を救う。はっきりいってストーリーはそれだけ。しかしアメリカではなくロンドンが舞台というところで目先が変わってとても面白かったんである。種明かしも英国らしいというかなんというか冷静かつドライで明確な理…

疲労困憊

わけあってヘロヘロである。主に会社行事と現場の都合と社内調整などが重なっているのである。行事のために土日を潰され帰宅は深夜に及び、翌日は行事のしわ寄せで溜まった仕事を片付けるために深夜残業、そのまた次の日は忙しさの軋轢でギスギスした関係を…

台風一過

台風4号は中部地方が直撃と思いきや、関東もけっこうキてたようだ。 帰宅命令なぞ出るわけもなく、むしろ現場の突風対策に走り回る同僚を尻目に、自主的にとっとと仕事を終わらせて少しだけ残業してから帰途につく。こちらのピークは夕方から夜にかけてで、…

隠れ家

誕生日だったので凄い加工肉をご馳走してもらったのだった。 店主が職人気質なのか、要予約・ネット掲載して欲しくない・前日までに予約したら有無を言わさずお勧めプレートが出てくる等々、なかなかにゴリッとしたゴツいお店であった。そういうわけなので今…

近況

仕事ばかりしていて書くことがない。強いて言えば会社の若いのが反抗期丸出しなのを面白おかしく眺めながら「ふぉっふぉっふぉ」と笑っている鬼畜のような毎日である。大人の余裕というのは自分がなってみたら判ったけど、優しい包容力じゃなくて細かいこと…

口内炎にはリステリン

先週は途中からだるくて、また風邪をひいたようだ。今年に入ってから6回目、月イチのハイペースだ。おかげで口内炎ができた。こうなってくると健康な時期のほうが短いのではなかろうか。などとうんざりしていたのだけど、デンタルリンスを変えたら口内炎がお…

DVD:レスラー(監督:ダーレン・アロノフスキー )

なんか書けといわれたので書いてみた。ちょっと前の映画だしいいよねってことでオチに触れている。ネタバレを厭う向きはご注意めされたし。レスラー スペシャル・エディション [Blu-ray]出版社/メーカー: 日活発売日: 2010/01/15メディア: Blu-ray クリック:…

高校生の鞄における力学的考察

高校生諸君の鞄の持ち方には流行があるらしく、いつからだったかこうして持ち歩いているのをよく見かけるようになった。 教科書やらノートやら重い荷物の代表である本や冊子がざくざく入っている鞄を毎日持って歩くのはさぞ大変だろう。などとつい年寄り染み…

週末の備忘

世知辛いことばかりで生きているのも嫌気が差してくる昨今、全然関係ないが美容院へ行ったので備忘録として書いておく。前回は2月の末だったから3ヶ月ぶりくらいか。髪が短いとやはりインターバルも短くなるな。 今回は髪色戻し計画を発動し色の抜けた毛先を…

事前にアポをとってください

細かい雑務がパラパラと降ってきて、その中に人の話を聞くという業務まで入り込んでくる日々である。飲みニケーションに攫われては愚痴を聞き、その相手方にも別口で誘われては説明される。しかし間にいるだけで発言力も関係もない私が事情を理解してもしょ…

映画:MIB3/メン・イン・ブラック3(監督:バリー・ソネンフェルド)

2が10年前、初作は14年前なのだそうな。説明するまでもないが、普通の人は知らないけど実は多種多様な宇宙人が地球に来ていて人々の間に紛れ込んでいるというのが基本設定のコメディである。今回は時間を遡って相棒を殺そうとする殺し屋を事前に阻止するため…

鳩除けカラス

ゆったりした休日、窓の外で鳩がくるるーくるるーと喉声で鳴いていたのである。うちのベランダには鳩が来る。来て鳴いているだけならいいのだが、どうしても糞やら落ちた羽やらでそこらへんが汚れるので、あまり歓迎できない存在なのだった。しかも人がベラ…

イカデリア

仕事をしすぎると脳みそが象徴図形の彼方にぶっ飛んでチューニングされっぱなしになるので、暇になってもしばらく文章が出てこない。ただでさえ狭い作業域が日本語とは別の記号でいっぱいになってしまうんである。 そんなわけで、今日も適当な絵でお茶を濁す…